雑感

そこそこネットに親しんでいたら、誰でも一つや二つ「SNSやソシャゲ、又はネット上で企業から提供されている場で形成されたコミュニティが、どんどんだめになっていく雰囲気」というのを体験したことがあると思うんですよ。それは人がいなくなる過疎化だったり、無法地帯化でついていけなくなったり、資金難からくるサービスの低下だったり、ステマの横行、たんに自分と雰囲気が合わなくなった、改悪により使いづらくなった等々、いろんなきっかけで場に漂う雰囲気なんだけど、それまでが楽しかったサービスほど最初はその事を認めたくないし、はっきり自覚してもなかなかその「場」を諦めきれないものなんですよね。そして誰も悪くないんだよね。結局この手のネット上の場というのは、人が集まれば遅かれ早かれ同じ道を辿るんだろうなと思うし、逆に人が減っていっても、同じようにダメになっていく雰囲気を醸し出すんだろうなと思います。自分がダメだと思って脱落しても、世間的にはそれからいっときは流行るSNSとかもあるし。

それでなんの話がしたいかというとTwitterの話なんだけど、今Twitterの雰囲気が、ダメになってると言うわけではなくて、何というか怒りに満ちてるというか。このご時世なのでそうなるのも当たり前なんだとは思うんだけど、鳥が囀っていたかと思ってたのに、いつのまにか鳥のくちばしから炎吐いてたよ、みたいな感じです。と、個人的には感じます。

それこそ今までいろんなタイミングで変化してきたTwitterの雰囲気を体験してるので、今回もそれと同じと言われたらそこまでなんだけど、ほんとここって、こんなんだったっけ?という気がするんだよね。今までだめになる雰囲気には立ち会ったことがあるのに、怒りの炎の行方は想像がつかないというか。

あくまで私の印象なので、何が悪いとか言う話ではありません。ただ、もうみんなで蘇を作ってた去年の雰囲気とも全然違うんだよね……という感想です。わたしが受けた印象の話なので、それが正しいとか間違いだという話はいらないです。あくまで印象と感想の話です。

怒りの炎に巻かれたSNSがこれからどうなっていくのか。

あんまり考えたくないな……

 

今考えると、一時期どんどん人がいなくなっていって、誰もいなくなったのに人のいた形跡だけ残ってゴーストタウンみたいになってたmixiのあの頃って、なかなか詩的な状態だったんだな……寂しい気持ちにはなったけれど、火柱は見なくてよかったもんな。